今年のやりたいことに美術館にいっぱい行きたいって書いてたんですが
健康診断で都内に行ったので早速美術館も行くことに。
しかも今回は初めて行く美術館です。
「弥生美術館」と「竹久夢二美術館」に行ってきました!
最寄り駅の東大前駅。
ここからは徒歩7分かかるのですが、当たり前だけど途中で東大の前を通るのに感動しました…。無縁の世界過ぎて。
切れちゃってますが更に左手前に「港や」という喫茶店がありました。
2つの美術館は併設されていて、入館料1000円でどちらも見ることが出来るんです。
竹久夢二美術館は、その名の通り竹久夢二の展示を3ヶ月毎の企画展を通じて展示してるんですが
弥生美術館は、3階に高畠華宵の展示が常設されてますが、こちらも3ヶ月毎に企画展をやっていて
1階・2階は、漫画などの出版美術をテーマにこちらも3ヶ月ごとに企画展を開催してるようです。
過去になかよしの展示があったようで私が幼少の頃読んでたレイアースとかセーラームーンの絵葉書が売ってて興奮しました(笑)
話が脱線しましたが!
今回の展示は
弥生美術館が「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~」
竹久夢二美術館が「30のキーワードでひもとく竹久夢二展 ーこれであなたも夢二通!ー」


谷崎潤一郎の作品とそれに関わる人々(99%惚れた女だけど笑)
作品のイメージに沿った着物や実際の資料などが展示されていたり
夢二の展示は、30のキーワードをハッシュタグにして、それごとに作品を展示していました。
谷崎は本人がファッションが好きだったのもあって、作中での装いについて描写が細かいですよね。なのですごい親和性の高い展示でした。
着物って洋服と比べて柄とかホント自由ですよね。
洋服だとありえないだろ!って柄や色味もしっくりきちゃう。
改めて着物の魅力に気づけました。
谷崎の作家人生を小説にした中河與一の「探美の夜」に添えられた田代光の挿絵の原画(初公開だそうです!すごい!)もあったりして
谷崎の作家人生に沿って展示が進んでいくんですけど
もうね、語弊を恐れずに言うなら谷崎は心底ドMのクソ男だな!と
(語弊も何もない言い方!)
故にあの文章が書けるんでしょうね…なんか愛すべき変態って感じですよね
今年は谷崎の小説たくさん読もうと決意しました(何故)(ファンの人に怒られそう)
夢二の絵は元々好きだったけど、展示でじっくり見るのも
詩を読むのも初めてだったのですごい楽しかった。
夢二も恋多き男だけど、谷崎を見たあとだとなんだか可愛らしく感じました(笑)
夢二の絵って当時はきっと”カワイイ”の最先端だったんだろうなって思うんですけど
令和の今でも古びた感じじゃなく今っぽいレトロさがあって魅力的だなって改めて思いました。脳内がカワイイで溢れてた!
グッズも全部欲しくて迷いに迷って決められなくて結局一つも買えず
喫茶店も健診前で行けなかったので
また次の展示も見に行けたらと思ってます!
ちなみに、弥生美術館・竹久夢二美術館は現在オンライン事前予約が必要となりますので、来館予定の方はHPを事前に必ずご確認お願いします!
今年一発目の芸術鑑賞は大当たりでした!
良い展示見逃さないように情報収集も怠らないようにしなければ。
取り敢えず今から谷崎潤一郎の「鍵」を読んで寝ようと思います!
それでは〜!