※試合やプロレスの考察とかないです。ほぼほぼ自分語りと、時々棚橋弘至という感じなので不快に思われる方は読まないことをお勧めします!
7月中にコロナのワクチン接種を2回終え、発熱やら身体中の痛み、異常な食欲(これはいつもか…)に耐えて
こんなに頑張ったし、自分のご褒美に久々に生のエンターテイメントに触れたい!と思ったのが8月上旬。
思えばコロナが本格的に蔓延し始めてから所謂"現場"にはめっきり足が向いてませんでした。
もちろん原因はコロナもあるけど、"行かない"という選択肢が自分の中で当たり前になっていました。
実家暮らしで両親もそこそこな年齢だし、甥っ子姪っ子の面倒を見たりもするし
最初は我慢して我慢して我慢して…
でもそれが当たり前になると、遠い席でじっと観てるより配信とかテレビ前最前で見る方が見やすいなとか
お酒を飲みながら好き勝手喋りながら見れるのも気楽だし、寝巻きでスッピンでも良いしとか(笑)
でも心のどこかで実際に足を運んでるファンに引け目もあるし、どんどん気持ちが冷めて離れていくのを感じていました。
でもそんな中でもプロレスは、棚橋選手は、コメントや文章などでも未来の、コロナが終息した後の話や、今会場に行けない人へ向けたコメントをしてくれて置いてかないでいてくれるんだなと思ってました。
歓声のない、空席が多い会場でのマイクパフォーマンスで涙してる姿も印象的でした。
なので選択肢は、ライブやフェス、ミュージカルや舞台など色々あったけど
最初に行くのはプロレスにしよう!棚橋選手を見に行こう!と決めてました。
メットライフドームは家からも近くて広くて壁のない半屋外だし
元々好きな会場で、私は7年前の西武ドーム興行はまだファンになる前だったのでプロレス観戦は未経験だったけど
きっと夕陽が差し込んだプロレスのリングは幻想的で綺麗だろうなと。
カードも決まってないのに勝手に1日目に棚橋選手が出ると決め込んでロイヤルシートのチケットを買ってました(笑)
今思えばメインイベントで棚橋選手を見れたから英断だったけど、これで出なかったらどうしてたんだろう私…。
ちなみに当日は雷も鳴ってるような豪雨で夕陽どころの話じゃありませんでしたが
席自体は見やすくてすごく良い席でした。
声はもちろん出しちゃいけないわけですが、あの広いドームに響き渡る選手とレフリーの声、お客さんの拍手、私が知ってるプロレスとは程遠い光景でした。
最初は戸惑ったけど、第5試合のメインイベント、棚橋選手と飯伏選手試合が始まる頃にはそのドキドキの方が上回って
棚橋選手の入場曲が流れる頃にはもう泣いてた(早)
私が最後にプロレスを観戦したのは1年半近く前の、2020年2月の沖縄大会で肉眼で棚橋選手を認識したのはその時以来だったんですが
特別な照明もない、歓声もない会場なのにキラキラ輝いてて、もうこの世の物とは思えない神々しさで尊すぎて私の語彙力ではとても言葉に出来なかった…。
飯伏選手は、誤嚥性肺炎発病後初の試合というのもあってコンディションが心配でしたが
試合を見てる限りでは全く杞憂だったという印象でした。
場外のムーンサルトも美しかったし、棚橋選手のドーム大会恒例の場外HFFも今回はお預けでしたね。
試合の内容は私の下手くそな文章で伝えられる自信がないので配信を観て頂くとして…
(リンクが上手く貼れませんでした!なんなの?前世の罪?)
結果として、18分に満たない試合だったとは思えないくらいドラマチックで、
声は出せなかったけど心の中では大歓声を上げてた。
昔棚橋選手がメインイベンターは会場を引き上げる時間とか、興行全体の盛り上がりとかそういうのを計算して(?)試合してこそ一流の選手だ!
みたいな事を言ってた事があったんですが、それを思い出したりもしました(めっちゃ曖昧)
最後エアギターからの愛してます締めの前に
「ちょっとでもいいから、明日がよくなりますように。明日が明るくなりますように。明日が楽しくなりますように」
という言葉で締めくくってたのが印象的でした。
次は満員の西武ドームで大歓声を浴びてる棚橋選手の
「愛してます!」
を聞けるのを楽しみに、明日からまた感染予防に努めたいと思いました。