9月に入って、自分はもちろんのこと家族や身の回りの人々がワクチン接種2回完了したというももあって
プロレス観戦だったりコロナ禍で辞めていたものを少しずつ解禁してるんですが
今回はもう2年ぶり?下手したら3年ぶりくらい?最早コロナも関係なく超久々にお芝居を観てきました!
SexyZoneの佐藤勝利さん主演、小林ゆうなさん演出の舞台
ニール・サイモン作「ブライトン・ビーチ回顧録」です。
私は主人公の兄、スタンリーを演じる入野自由さんのファンで今回観に行ったんですが
全く前知識がないまま行ったので出演者も主演の男の子がジャニーズの子!くらいの認識で(酷い)
何も知らない状態でしたが、それでもすごく楽しめました。
第二次世界大戦前、裕福とは言えない環境。
時代背景から言っても今と比べたら苦しく辛い事が多い時代の中で
作品中にも仄暗い瞬間が所々見え隠れするんですが作品自体はユーモラスで思わず笑っちゃうようなシーンも沢山あったし
時代関係なく、共感できるような場面がいっぱいあって面白かったです。
兄と弟、姉と妹、母と子、父と子、夫と妻、出てくる皆、どの登場人物同士の関係も丁寧で暖かく描かれてるのが印象的でした。
特に兄と弟、主人公のユージーンと兄のスタンリーの関係は思春期のユージーンと少し大人なお兄ちゃんスタンリーの掛け合いがリアルというか、微笑ましくて。
2人は同じ部屋で暮らしてるんですが、2人部屋でのシーンは特に好きでした。
私は入野さんがCDデビューした時に音源を聴いてファンになって、大体13年くらい経つんですけど、長年ファンでいれるのは
入野さんが見る度に、表現力だったり歌唱力や演技力、色んな面で成長した姿を見せてくれるからなんです。
あと、これはかなり個人的な話なのですが、入野さんと同い年(同じ学年)なので、自由くんがこんな頑張ったんだから私ももっと頑張んなきゃな!って勝手に自分のモチベーションにしてるところがあったんですよね。
でも今回のお芝居に関しては、スタンリーが演者さんの中でも後半に登場するんですけど
もうね、入野さんが出てきたらお芝居全体に深みが増していくような感覚がありました。
役柄もあると思うけど、本人の成長云々じゃなくてお芝居に色を添えられるような役者さんになったんだなぁと。素人がだいぶ偉そうですが、今回見ていてそう感じました。
いや、元々そうなのに私が気づくの遅すぎただけかもしれないけど笑
もう張り合って頑張んなきゃ!とか言える次元の人じゃないなって思わされました。(それこそ元々おこがましい話なんですが…)
今後もファンとして活躍追っていきたいなと改めて思える機会になりました。
他の役者さんに関してもテレビで見るような有名な方ばかりだったので、逆に舞台で観るとすごく新鮮で
テレビで演技を見るのと舞台で見るのって全然感覚が変わるから面白いし、舞台の醍醐味ですね。
佐藤勝利くんは、ユージーンにピッタリで可愛い子だな!って思ったんですけど
インタビューとか見てる感じだと、しっかりした子なんですね(当たり前か…)
単独での主演は初めてだって思えないくらい立派でした。今後テレビで見かけたら応援したい!おばちゃんの応援いらんか!!
でも、ワタクシ普段屈強なプロレスラーばかり見てる故、勝利くんん線が細いから心配なっちゃってね…
お体気をつけて残りの公演も頑張ってほしいです。
そんな訳で、東京は千穐楽終わって残りは京都公演ですね。こんなご時世ですが残りの公演も皆さん体調気をつけて駆け抜けて欲しいです!
見るの迷ってる方は是非京都公演見に行って欲しい!
いや〜私ももう1回くらい観たかったな…。